メリハリのある一日
今朝も芽生は早起き。休みの日だろうとも関係ない。目をつぶっている私の前に絵本を持って立っている。ニコニコと。その姿がとても愛らしく、眠たいけど早朝読み聞かせを始める。
午前中、ワクワク祭りの準備があり、保育園へ。子ども達写真のカンバッチ作り。園長先生、実行委員のお母さん達と楽しく談笑しながらモクモクと作業。こういうことをやっているほうが、気が紛れる。楽しんで作業をする。
夕方、病院へ。病室に顔を出すと修ちゃんが嬉しそうに起き上がる。
「ありがとなー」といつもの調子。今日は少し体調いいのかな。
視界が少し広がってきたような自覚があるらしい。良かった。病気のことや目のことをいろいろ話しているうちに修ちゃんもだんだん明るくなってくる。
「やっぱりまり子と話すといいなぁ」と。
カフェオレを飲んで嬉しそうにし、身体を起こすと、急に顔が硬直した。様子がおかしい。痙攣の発作だ。急いで看護士さん来て対処している。30秒くらいで治まる。
ほっとはするが、頻発する発作にすごく不安になる。目の前で様子が変わっていくのを見るのは本当につらい、、、恐ろしい。
治まるといつもの修ちゃんにもどり、話しもできるのだが、またいつ起きるのではないかと不安で不安でたまらない。ほんの少しの表情の変化にもドキッとするが、悟られないようにできるだけ普通の話しをする。
最近ラジオでかかってて、即気に入ったグレン・キャンベルのことを話すと、60−70年代の有名なスタジオミュージシャンだと解説してくれる。さすがた。音楽については本当に深いデータを持っている。そして全く衰えていない。
「アルバムを買いたいけど、たくさんあって困る。ベスト版買うべきかな」というと、
「この手の人たちは、時代とアルバムによってムラがあるから、とりあえずベストのほうが安全かもな。ジャケはダサイけどな」
とアドバイスを受けて帰る。