ハロウィン
昨日、保育園のママ友主催のハロウィンパーティに出かける。
出かける前から芽生は仮装にノリノリで、ふわふわのハロウィン柄スカートにマント、とんがり帽子と、ちびっ子魔法使いの出で立ちで、早い時間から魔法使いになりきって遊んでいる。可愛いすぎるくらい可愛い。
私は、ハロウィンカボチャ風にアレンジしたおにぎりを作ったりして、お昼に食べるお弁当をせっせとこしらえる。
トッチャも一緒に出かけたかったが、テモダール治療4日目で、だるさや腰痛や複視のヒドさをうったえている。残念だけど、お留守番に。
変わりにヒロミが一緒に付き合ってくれる。ヒロミも芽生の仮装姿に可愛い〜と嬉しそう。
ヒロミはカボチャのポシェットを肩からかけ、私はハロウィンコサージュ付きの帽子をかぶり、芽生には黒いタイツを履かせ、さあ出かけようとしたとき、
「うんちしちゃった。。。」と、芽生ちゃんは少し恥ずかしげにもじもじと。
せっかく履いたタイツもマントもスカートも全部脱がせる。
そんなもんだ。
保育園のお友達もみんな可愛らしく仮装し、お弁当を食べたり、ドラキュラ役のさなちゃんパパにお菓子をもらったり、楽しく過ごした。
芽生はドラキュラには「いや、いやー」と怯えていたが、それ以外は、友達と遊んだり走り回ったり、お菓子を食べたり、人一倍楽しんでいる様子。
ときどきお友達と風船を取り合ったりするのだけど、お互いに引かぬのなんのでその執着心がすごい。こんな風に保育園ではたくましく過ごしているんだなぁと、ママ友と子供たちを眺める。
帰ると少しダルそうにトッチャが迎えてくれる。倍以上に増えたテモダールは、やはり身体にこたえるようだ。当たり前だろう。
私はハロウィンパーティの準備や、お弁当作りや何やかんやで、気を紛らわせてはいたものの、テモダール治療が始まってからの夫の体調の悪さに、やはり心配で憂鬱になってしまう。
そして、テモダールを飲んだ後、夫が腫瘍をシューティングするイメージを瞑想するのに付き合い、遠隔で私も腫瘍をバンバンとシューティンングする。
せめてもの形だけど、あがいているようだけど、一緒に戦っていたい。
夕飯後、よっぽど仮装が気に入ったのか、芽生は再びマントを付けとんがり帽子をかぶって遊ぶ。
そして、洗い物をしているトッチャに向かって、
「がんばれ、がんばれ、トッチャ!」と手をパンパン叩いて応援している、心優しいちびっ子魔法使い。
芽生の魔法が通じるといいな。
***
今日でテモダール5日目、治療終了。夫は終了した安心感からか、今日は昨日より一昨日よりずっと元気だ。一安心。
お努めご苦労様でした。