朝食
4月8日(月)
昨日、夫はテモダール治療7クール目を終えた。
テモダールは空腹時、朝一番に飲み、飲んだ後は薬の効力を高めるために2時間食事がとれない。アルカリ性になると効果が無くなってしまう、、、というデリケートなものらしい。
この薬を服用する5日間は、否応無しに朝食を一緒にとれないということになる。
なので、一足お先に私と芽生のぶんだけパンを焼き、ふたりでパッパと食べる。
芽生はそのことを結構気にしているのか、食卓につかないトッチャを気遣って、
「トッチャは食べないの〜?」と優しく話しかける。
「トッチャはあとで食べるんだよ。」
「なんで〜? ここに座って!」と席を指差し、少し悲しそうに眉をよせる。
「メイメイは優しいなぁ。。。いい子いい子。。。」と、夫は嬉しいような不憫に思っているような、複雑な表情で。
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芽生は、家族の誰よりもトッチャに優しく、いつも気遣っている。とてもとても純粋に。
トッチャが具合悪そうに横になっていると「トッチャ大丈夫ー!?」と大声で声をかけ、腕を痛そうにしていると、小さな手で一生懸命サスサスする。
頭が痛そうなら頭をなでて、ついでに髪の毛もギューギュー引っ張ったりする。
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そんなメイの姿が、泣ける。
すでに身についている愛情深い思いやり。日々積み重なる出来事で、育っているのか。
現在、イヤイヤ期真っ盛りで何かと手が焼けることも多いけど、その「優しい気持ち」はいつも変わらない。
私達は、芽生の姿に、嘘の無い純粋な「優しさ」を学ぶ。子どもから教わる事は深い。
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今朝は、テモダール治療を終えたトッチャと、また3人一緒に朝食をとる。
芽生は朝から「あーだ、こーだ」となかなか朝食が進まない。トッチャはてんてこ舞いで手を焼く。